結納辞典
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必要な物を準備しよう


結納の準備物一覧
男性側の準備
重要度
結納品 (※風呂敷・毛せん必需品)
A
手土産
A
仲人様への御祝儀と御車代
A
結納の受書
(最近は男性側が準備することが多い)
B
家族書・親族書
B
祝儀扇子
B
お線香 ※神道の場合は蝋燭
相手の親が亡くなっている場合は必須
B
広蓋・ふくさ(関西の方は多用されます)
B / C
結納返しの受書
男性側・女性側のいずれかが用意
D
  宗門書
D
女性側の準備
重要度
結納返し (※風呂敷・毛せん必需品)
A
引き出物
A
掛軸
A
  祝膳
A
  桜茶・梅昆布茶 / 茶菓子
A
仲人様への御祝儀と御車代
A
結納の受書
(男性側でご用意していない場合)
B
家族書・親族書
B
祝儀扇子
B
広蓋・ふくさ
(関西の方は多用されます)
B / C
結納返しの受書
男性側・女性側のいずれかが用意
D
  宗門書
D
   
A 必ず用意するもの  
B できれば用意した方がよいもの  
C 正式な形の場合に使用するもの
D 必要に応じて用意するもの
結納品には関連する品がたくさんあります
結納品を買いに行ったら、基本セットだけでなく関連する品が多くて ビックリ!という方も少なくありません。
メインの結納品の解説はわりとどこでも見かけますが、関連品となると何を 用意して良いのか分からないという方も多いのです。
お相手の地域、結納をされる場所、しきたりなどによって用意しなけ ればならない品は様々です。以下を参考になさってください。

結納品(男性側が用意)
結納品は地域と広さ、予算などに合あった品目を購入します。

毛せん(男性側が用意)
毛せんを敷いて見ました
結納品の下に敷く布のことです。 とても鮮やかな色合いで、結納品を引き立てます。
毛せんページへ

結納返し(女性側が用意)
結納返しは、いただいた結納品と同等または少し控えめのものを用意します。
結納返しのページへ

掛軸(女性側が用意)
結納式をご自宅でされる場合に床の間におめでたい掛軸を飾ります。鶴亀、高砂が代表的な図柄となっております。
掛軸のページへ

目録(男性側・女性側共通)
目録

関西式の目録
写真は関西式の目録です。

関西式結納、関東式結納のセットには付属しています。
略式セットなどを選ばれた場合でも、目録をつけると結納がより格調高くなります。記念にもなりますので、できればおつけ下さい。

受書(男性側・女性側共通)
受書

受書
写真は関西式の受書です。

本来は、女性側が準備するものですが、最近では、目録とともに男性側が準備されるケースが多くなりました。
受書のページへ

家族書・親族書・宗門書(男性側・女性側共通)
家族書
結婚に際して当人の家族と親族をそれぞれ紹介する意味で、奉書にしたためて両家で交換します。
家族書・親族書のページへ

広蓋・袱紗・風呂敷(男性側・女性側共通)
お道具
せっかくの結納です。相手の気持ちを尊重し、広蓋使用して結納をお持ちしましょう。
男性側:結納をお持ちする際の一番正式な道具です。
女性側:結納返しや受書のお渡しに使います。
広蓋・袱紗のページへ

引出物・手土産(男性側・女性側共通)
男性側:女性側へお酒やお菓子などの手土産を持参します。
女性側:お開きのときに男性側と仲人様へ手土産として菓子折、果物などの引き出物をお渡しします。

御祝儀・御車代(男性側・女性側共通)
仲人さんがいる場合、男性側、女性側、それぞれが御祝儀と御車代をお包みします。
御祝儀:結納当日のお礼として差し上げます。
御車代:仲人様を送り迎えしない場合、差し上げます。

祝儀扇子(男性側・女性側共通)
祝儀扇子
結納の場合、正式には全員が祝儀扇子を持ちます。
扇を広げた形が末広がりを意味し、幸せが永く続くようにという願いが込められています。
祝儀扇子のページへ

念珠・お線香(男性側・女性側共通)
御線香
念珠:仏壇に手を合わせ、挨拶をするときのために持参します。
線香:ご先祖様を敬って贈ります。
男性側は結納のときに、女性側は結納返し(または荷送り)の 際に持参されるとよいでしょう。
お線香のページへ

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結納Q&A
Q.基本の結納セットを購入する予定です。毛せんと風呂敷は必要ですか。

A.風呂敷は道中に包んでいくものです。 結納品にあった大きさの風呂敷が、お家にあればそれをお使い下さい。
毛せんは結納品の下へ敷くものです。 必ずなければいけないものではありませんが、ご用意されることにより、結納品が一段と豪華に引き立ちます。 昔は女性側が毛せんを敷いてお待ちしていたものですが、現在では、ほとんどが男性側で準備をして持参します。

Q.目録 ・ 受書はあったほうがいいですか?

A.一般の結納セットには最初から目録が付いていますが、略式タイプのセットの場合は目録がついていないことがあります。
できれば目録はご用意される事をお薦めしております。
受書は結納品を確かに受け取りましたという領収証的な意味の書状です。本来は結納品を受取る女性側で用意すべき品ですが、女性側は事前に結納の中身がわからないなどの事情から最近では男性側が結納品を購入される時に一緒にご用意されるケースが増えています。
結納返しの場合も同様に、目録を付ける場合は、受書は女性側が結納返しを購入する時に、一緒に用意されると良いでしょう。
目録・受書はご自分でお書きになられても結構ですし、毛筆はちょっと……という方には当店では店長自ら筆耕致しますので、安心してご用意いただけます。
Q.兄弟姉妹にいただいた結納品を使い回ししてもよいですか。

A.結納は先方のお嬢さんがお嫁にきて頂くことに対し、あちらの親御さんや家族の方、またお嬢様本人に対し、真心込めて贈る品ですので、古いものを使い回しされるというのはその意味に反しています。極力、避けてください。 (トラブルの原因になります)
やむを得ずご使用される場合は、目録等を書き直し、出来れば敷紙等の紙類を全て新品に交換されることをおすすめします。

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