結納辞典

女性側の本音



『家財道具はあるので、結納金はいらないよね』と言われた

男性側から、私達はお互いに一人暮らしで、家具など必要ないから結納金をあげても意味がないだろうと言われています。相手側は結納金=家具を買う代金と考えているらしく結納金なしで結納の儀式だけはしようと言うのです。
私には全く理解できません。これは普通なのでしょうか?その代わり必要な物が出てきた時は買ってあげるから、新婦側がいくら欲しいのか言ってくれたらその金額を用意しますからと言うのです。
私の両親は失礼だ!!そんな事なら結納金ももらわなくていい。その代わり結納もする必要はない!と、少し苛立ってきています。 いったいどうしたら良いのでしょうか。

本来結納は、お金ではなく、帯や着物を贈っていたものですが、現在では、お金を包まねば、いくら『誠意を持って結納を持参しました』と言ってもなかなか通用しませんよね。 本来の結納は、男性側からの誠意、あるいは、女性に不自由はかけませんよという意思表示など色々な要素が含まれています。それがある程度の金額になっているのが現状です。 一番大切な気持ちがこちらに通じないとなかなか難しい事になりますよね。

上記のような結納の意味、意義をもう一度男性本人に相談かたがた紹介されたらどうでしょうか。そして自分の親が実はこういう気持ちになっているという事もストレートに伝える事により、男性本人の気持ちや考えも変わる事もあると思います。


両家の親の結納金額の見解がちがう

結納金の金額ですが、彼の親は50万と言っています。
しかしうちの親は普通は100万だとかなんとか・・・。
私の周りの友人もだいたい100万ぐらいです。
結納返しなしの場合はどれくらいが相場なのでしょうか?
また、結納金50万+婚約指輪でもおかしくないですか?
金額の指定なんて出来るわけなく、「結納は気持ち」と言われればそうなんですが、正直少ないんじゃないかと思ったりしています。

結納金は100万円という方の割合が多いのですが、お相手様の所得やお住まいの地域、恋愛か見合いかなど様々な要素が絡んで、結納金の相場も色々とあり、一概に少ないとも、多いとも申せません。

一般的に関東地方の場合、100万円の結納金を頂いた場合でも、半返しをされる場合も多く、その結納返しがなければ、結納金が50万円というのも決して少ない金額ではないとも言えます。

実際に結納金が50万円というケースもかなり見受けられます。

どうしても気になって、後々まで遺恨を残すよりは、『一般的な結納金の金額で頂きたい』という親御様の気持ちを、それとなく彼に相談してみるのも良いかもしれませんね。
お金のことですので、なかなかいいにくいとは思いますが、相談することは大切ですので、お言葉を選んで相談なさってみてください。